便秘に効く食材と栄養素D マグネシウム
下剤の材料でもあり便を軟らかくする
マグネシウムはミネラルの一種で、腸管の働きをよくする作用があることで知られています。市販名「ミルマグ」「スラーリア」などの酸化マグネシウム系の下剤は、こうしたマグネシウムの働きを利用した薬です。
口から食べ物などによって摂取されたマグネシウムの半分程度は、主に小腸で吸収されます。そのときに吸収されなかったマグネシウムは、次に大腸で豊富に水分を吸って便を軟らかくしてくれる働きがあります。
さらに、マグネシウムは体温や血圧を調節する、筋肉の緊張をゆるめる、細胞のエネルギー消費を助けるなど、体の代謝に不可欠なミネラルです。
マグネシウムの豊富な食材には昆布やホウレンソウ、ヒジキ、わかめ、あさり、玄米、納豆、牡蠣、カツオなどがあります。昭和初期までの日本食にはこうした食品が多く使われており、マグネシウムが不足することはありませんでした。しかし、現在では勧められている規定量を下回り、必要摂取量を満たさない不足ミネラルになっています。
一方で、マグネシウムは甘い物の食べすぎや運動などによる発汗、ストレスなどで消費されやすくなります。マグネシウムが豊富な食材から1日最低1品食べるようにしましょう。
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